明日のジョーと巨人の星は私たちの思春期とともにありました。

昭和32年、1957年、これが私の生年です。まだまだ若いつもりでしたが、年々一年が過ぎるのが早くなり、気が付けば目前に「還暦」という信じられない年を控えてしまいました。私たちの「世代」といっても良いと思いますが、ある曜日の夕方になるとそわそわしていたのではないでしょうか。テレビ番組のことが気になって仕方なくなってくるのです。

その偉大な番組とは「あしたのジョー」です。部活は遅くなってしまっている、あしたのジョーはもう始まっているんじゃないだろうか。そのような焦りが心に湧いて来るほどでした。今のように録画もできないわけですから「見逃し」はアウトなのです。魅力あるマンガでした。もう一つが「巨人の星」です。

あの星一徹がちゃぶ台をひっくり返すスリルもドラマティックでしたが、大リーグボールで花形と対決するシーンで、」ひっぱって、ひっぱって、来週に回されるあのレトロな感覚は今はあまりないでしょうあ。この二大番組は私の思春期の象徴的番組です。今これらの漫画を手元に置きたいかというと、不思議とそういう気にはならないのです。きっとこの思春期に「吸収しつくした」からかも知れません。ともあれ、この二つをリスペクトしたいと思うのです。